この国では騎士になるための入団試験で剣術のほかに国旗の正方形の数を当てるユニークな試験を行っている。
騎士として時に腕っぷしだけでは国を守りきれないという意図があるようだ。
ところでキミにはこの国旗の正方形がいくつあるかわかるだろうか?
国旗に描かれた、模様の正方形を地道にひとつずつ数えていくと17個。
でも正解ではないよ。
正方形は、色に分かれているものだけとは限らないんだ。
よ~く旗の中心を見てみよう。
緑と黄色と白の正方形が組み合わさり、まったく別の正方形ができていることに気づいているかな?
1個は、緑と黄色がそれぞれ4つと白が真ん中のひとつでできている正方形。
それから?
緑と黄色がそれぞれ4つと白が真ん中ひとつでできている正方形の場所は、わかったかな?
実は、その正方形の形には、あと4つ隠れている。
白と黄色がそれぞれひとつと緑が2つできている正方形だ。
旗の中心にある5個の正方形に、3色の正方形を数えた分の17個を足すと、22個。
…だけど、上画面にいる3人の騎士希望者の内、2人が、こちら向きに国旗を見上げているのは、なぜだろう?
そう、旗は表と裏に同じ模様があるということ。
つまり22の倍数が正解。
答えは「44」だ。